10/13(土)開催のワークショップ「茅葺き屋根を葺き替え、木の下でごはんを食べよう!」への参加者を募集します。
ニュータウンの狭間に茅葺き民家の姿 新神戸駅から車を20分ほど走らせると、神戸市北区のニュータウンにたどり着きます。その一角に、ポツリ山に囲まれた茅葺き民家の姿が。
宅地開発をのがれ、運よく残った茅葺き民家と山(赤色三角印) 出典:国土地理院(平成21年4月19日撮影) 神戸市北区には約700棟の茅葺き民家が現存しており、新興住宅と共存するように佇むその姿は、ある意味“神戸らしい”風景とも言えます。
敷地内には田畑も維持されていましたが、空き家の期間が長くなるにつれ草木が生い茂り、茅葺き屋根の老朽化による雨漏れも。
地元の方に親しまれ、近所の子どもたちの遊び場にもなっていたこの場所の在りし姿をもう一度取り戻したい。現所有者のそんな心意気もあり、老朽化した茅葺古民家の修繕工事が今回行われることになりました。
女性参加者も多い茅葺き屋根葺き替えワークショップ(写真は西宮市・船坂で実施されたワークショップの一幕) そして、淡河かやぶき屋根保存会くさかんむり代表・相良育弥さん(茅葺職人)の指導のもと、茅葺き屋根の葺き替えワークショップが開催されます。
茅葺き屋根の歴史についてもレクチャー頂き、農業と茅葺屋根のサスティナブルな関係性を理解することで身近な空き地や耕作放棄地、管理されていない山の活用方法などを考えるきっかけとなりそうです。さらに、私たちにとって切っても切り離せない“食”と“住”のつながりを知る機会にもなりそうです。
木漏れ日の下でゴザなど敷いてランチの予定 また、当日は気持ちの良い季節ですので、ランチはNIU farmを営む三宅幸江さん(農家)による自然食を木の下で召し上がって頂く予定です。
自然栽培の野菜を使ったランチのイメージ 現地の竹を使った“竹ごはん”など山の資源を活用した食が体験できます。また、農薬や化学肥料を必要としない、耕さない田んぼや草と虫と一緒に育てる野菜作りのお話しもして頂きます。
日々の営みを見つめ直すこんなワークショップに参加してみませんか?
ワークショップ主催者
淡河かやぶき屋根保存会くさかんむり 代表・相良育弥(中央)写真:片岡杏子 NIU farm 三宅夫妻 写真:片岡杏子 【お申し込み方法】
下記リンク先ページのお問い合わせフォームより、お名前・参加人数・お電話番号(緊急連絡先)をお送りください。
ニュータウンの茅葺き景観を守る活動がはじまります!ワークショップ「茅葺き屋根を葺き替え、木の下でごはんを食べよう!」の参加者募集。(real local)
詳細情報
日時:平成30年10月13日(土)10時集合、16時解散予定
*作業状況により時間は前後する可能性があります
*開催中の降雨時はプログラムが変更される可能性があります。
*雨天延期 <予備日 平成30年10月20日(土)>
料金:6,000円(自然食ランチ付)
*親同伴の場合、小学生は5年生以上可
準備物:
地下足袋、滑り止め付手袋、タオル、飲み物、箸、てぬぐい、雨カッパ、動きやすい服装
交通:
(1)みなと観光バス「三宮山手」停より211系統バス乗車約26分 「桜森町バスセンター」停下車 徒歩約6分
(2)神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮駅」より約11分 「谷上駅」下車、阪急バス「谷上駅」停より筑紫・谷上線12系統バス乗車約7分 「筑紫が丘4丁目」停下車 徒歩9分
*時刻等はバス、電車のホームページ等でご確認下さい。
*車でのご来場はご遠慮下さい。
主催:淡河かやぶき屋根保存会くさかんむり、NIU farm
協力:神戸R不動産(有限会社Lusie)
会場:神戸市北区山田町下谷上