千鳥格子のまちミッケ！

この辺りの路地は斜面をらせん状に這っていてところどころ家と家の間にある縦の階段が面白い。そういえばなぜこの辺りの地名が「千鳥町」という名前なのだろうと考えながら歩いているとふと、その縦と横に小さく細い路地が入り組む様子が千鳥格子に似ているからかも！なんて思いついた。わたしはいつも石井川沿いを進み、路地を抜けてこの物件を目指すのだけれど、毎度毎度迷ってしまう。神戸市バス７系統「石井町」停から比較的緩やかな坂をずーっと進むと分かりやすいようです。

やっとたどり着いたお部屋の南向きの大きな窓。
見えるのは毎日変わる空の色と変わらない町の風景。
遠くに見えるのは確かに神戸の景色。

2DKの間取り、2人暮らしや小さなご家族でも十分なゆとりがありそう。一般的な内装に見えますが、白で統一された輸入建具が異国な雰囲気を醸しています。ご紹介するお部屋は3部屋。1階だと広めの専用庭が付いています。2階のお部屋は景色が魅力。内装のデザインは部屋ごとに少しずつ違うようなので自分好みをお選びください。

烏原貯水池の大きな水面を目に、そのまま六甲全山へと続くなだらかな山道を少し行くと、秘境のような景色が広がるおすすめのハイキングルートの麓。思い立ったらずぐにでも自然の中へ身を置くこともできそう。一方、市街地から15分ほどの距離、近くには小さなスーパーや商店街もあり利便性も兼ね備えています。静かな自然が好き、綺麗な空気を思っ切り吸い込んでリフレッシュしたいという方には最高のロケーションです。

近頃まちなかでよくみかけるご自宅の前や空き地を使って小さな農を楽しむ方々の姿。実は、この日もいくつか小さな畑を見つけて嬉しい気持ちになりました。詩季織々の花や旬の野菜は愛でるだけでも気持ちを穏やかにしてくれる。少し東へいった平野というエリアには、人気のなかった公園の中で近隣住民がコミュニティを育くむ「平野コープ農園」があったり、湊川には住宅街の防災空地を利用したコミュニティ農園があります。他には築古の古民家を改装したシェアスペースがあったり、廃校になった小学校をリノベーションした複合施設も。歩くだけでも飽き足らないエリアですよ。