物語の中へ

[6/25 残り一部屋になりました！]

芦屋川までほど近く、お屋敷街を抜けたところに突然フッとあらわれるアメリカンな街角。この一帯にある奥の1軒が、今回ご紹介する建物です。

この6月に内装・外壁ともにリフォームが完成。クラシカルな外観はそのままに色合いをアップデートしています。

ホワイトが基調の内装は、真鍮のゴールドがアクセントに。扉や階段等いたるところにモールディングが施されています。なかには印象的なレリーフが彫られていたりと丁寧な意匠にほれぼれ。

私が特に惹かれたのは、扉枠にある丸いレリーフと階段の上げ下げ窓。階段の低い窓から外を眺めると、なんだか主人公気分。そして、トイレは窓や扉の雰囲気があいまってキュンとするかわいさ！ここに住むと愛着から丁寧に掃除ができそうです。

こんなに素敵な上げ下げ窓や格子窓ですが、既存のままのため、やや開け閉めしづらいのは難点。

元の素材をうまく活かしている部分もある一方で、クロスや床、水回り設備はすべて一新。快適に生活していただけそうです。

すぐ東側に芦屋市。歩いてすぐの芦屋川沿いでは散歩をする人や、テニスコートで楽しむ人たちも。海も近く、村上春樹の小説に出てくる芦屋川河口もすぐそこ。おだやかでゆったりとした時間が流れるようです。

住宅街ながら自然も楽しめる、子育てにもピッタリの立地。

ぜひ、物語に出てくるようなかわいい家で楽しんで暮らしてください。