漁師町の路地裏で育む

【賃料が下がりました！】

街中から、こんな所にオフィスを移転しても楽しいのでは！？

入り組んだ路地に木造の古家が建ち並ぶ、昔ながらの漁師町、駒ヶ林。年に一度開催される下町芸術祭の会場としても知られており、ギャラリーやアトリエ、レンタルカフェ、設計事務所などが点在し、アーティストが多く活動する町でもあります。

そんな駒ヶ林の路地裏にある古民家が、建築事務所のオーナーによって耐震補強とリノベーションが行われました。展示・販売やイベントに使える風情ある梁の屋根裏部屋や、制作などに使える土間など、広くて充実したスペースが魅力の古民家。

改修前は、地域の食事ができないお年寄りに元気なお年寄りが食事を作って提供する、地域の公民館のような場所として使われていました。その過去の経緯を引き継ぎ、皆で食事を楽しんだり、自然と人が集まり会話が生まれる空間へと改修されました。

それぞれの部屋は事務所や通販を主としたショールームとして利用できるほか、倉庫としての使用や、一室に居住しても良さそうです。また、友人とシェアして利用していただくことも考えられます。さらに、キッチンと洗面台を一体化して使えるため、飲食業の許可申請も可能です。

各部屋にはエアコンが完備され、キッチン、シャワー室、2つのトイレなどの設備も整っています。さらに、食事だけでなく打ち合わせや作業にも使えるLDKがあり、大きなテーブルを囲んで会話も自然と生まれそうです。

周辺には昔懐かしい商店街が広がり、スーパーでは珍しい肉の部位や魚が手ごろな価格で手に入ります。また、お好み焼き屋、焼肉店、角打ちなど、昔ながらの食文化も色濃く残っています。

ただし、この物件の入居条件として、「町に開かれた場所」としての活用が求められます。具体的な方法は問いませんが、例えば2階の屋根裏スペースを活用して、自社製品を展示・販売したり、地域の方々を招いてイベントを開催したり、地域との交流を深めるための活動をゆるく行っていただくことが条件です。

街の中心部ではなく、"暮らしに近い場で働く"、"アットホームな雰囲気の下町で地域とつながりを持ちながら暮らす"という場を探していた方にとってはぴったりの場所だと思います。地下鉄とJRの両方が利用可能で、三宮まで電車で10分程度とアクセスも良好です。さらに、ホームセンターがすぐ近くにあるので、DIYやモノづくりをされる方にもオススメです。

深く知れば知るほど、この町には歴史や文化が根付いていて、きっとどんどん魅了されていくはず。ありきたりな住居やオフィスに飽きていた方は、下町情緒が残る長田・駒ヶ林で新しいスタートを切ってみてはいかがでしょうか。