山間の古民家を継ぐ

[価格改定しました！]
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県下最高峰の氷ノ山をはじめ1,000m級の山々が連なり、その山間には日本の原風景が残る兵庫県但馬地域の養父市。神戸方面から2時間ほどで行けるようになりましたが、その自然環境の豊かさには行くたびに圧倒されますし、美しい風景にうっとりします。古代からの歴史も残るこの地域で、おそらくは江戸時代に建てられたであろう古民家（農家住宅）のご紹介。

母屋に離れと倉庫、菜園に使えるスペースに駐車場とまさに里山の古民家なサイズ感。母屋の土間キッチンや竈の佇まいは経てきた時間が圧縮されて止まっているかのよう。小ぶりな蔵も2つあり、改装して部屋やお風呂にしたい（現状は母屋に浴室がありません）。田の字の和室には掘り炬燵もあります。使用可能かは不明ですが冬季は積雪のある地域。雪の日はこんな掘り炬燵でぬくぬくしたい。屋根や土壁、その他細々と修繕が必要かと思いますが、全体的にはコンディションが良い状態と思われます。可能な限りこの雰囲気を活かして使ってほしいなと思います。

離れは和室2間に水回り設備があります。大きな修繕は必要なくこのまま住むこともできそうです。離れに住みながら、母屋の修繕をやります！みたいなこともできそうです。タイル貼りの手洗いや風呂がかわいいアクセント。母屋から離れまでの通路には屋根があり、雨でもサクッと移動可能です。別棟の倉庫も広くてカッコいい。ここもどう使うかによって大きく化けそうな佇まいです。また、敷地を挟んだ向かい側に2〜3台分程度の駐車スペースがあります。

単に住むだけでは持て余してしまう広さと建物です。住みながらの事業利用が向いていると思います。ただ駐車場スペースやお隣さんとの距離（割と隣接しています）を考慮すると、不特定多数が来るような事業は難しそう。考えられるのは里山エリアの魅力を交えた完全予約制の事業や、制作の拠点、ギャラリーなどでしょうか。価格も魅力的ですので住みながら複合的な事業をやってみたい人にも向いているかもしれません。

山深いエリアではありますが当物件周辺にはスーパーやホームセンターもすぐ近くで暮らしやすそうです。北へ向かえば豊岡や城崎も近く、鳥取へもすぐ行けちゃいます。冬にはスキーを楽しんだり美しい高原もあり、キャンプも日常的にできそうな環境。

行政も移住者や創業のサポートも手厚いようですので、歴史ある古民家を継いでチャレンジしたい方をお待ちしています。

※他に母屋隣接地、薮崎280番1（地目：田）735㎡も購入可能(価格要相談)。農地法第3条または第5条申請どちらかの申請、許可が必要です。